姫と年下王子たち

あたしのブーツの音が、夜道に響く。


絢斗、いるかなぁ?

あれから1回も顔出さないで、なにしてるんだろ。


…コツコツコツ

コツ…コツ…コツ…


ふとあたしの耳に、自分のものとは違う足音が聞こえた。


思わず振り返る。


…しかし、後ろにはだれもいなかった。


おかしいな…。

あたしのそら耳だったのかな?


あまり気にすることなく、再び歩き出した。