姫と年下王子たち

電車ですぐとはいえ、駅から絢斗の家まで少し歩かなくてはならない。


おやつに食べてもらおうと思って、作ったチョコレートケーキなのに…。

まさかの、晩ご飯のデザートになってしまいそうだった。



『西谷駅~、西谷駅~。お降りの方はー…』


電車から降りると、空はもう真っ暗だった。


絢斗の家に向かうまでの道では、すでに街灯が点いていた。



…コツコツコツ