姫と年下王子たち

翼は、紙袋を指差した。


「え?翼はいらないの?」

「うん。俺は、この1つだけで十分だから…♪」


翼は大事そうに、トリュフの入ったピンクのラッピングの袋を握っていた。

おそらく、彼女からもらったもの。


…って、そんな話をしている場合じゃなかった!


あたしは、時計に目をやった。

なんと4時半を過ぎていた。


「ヤバイー…!!」


あたしは、急いで支度をした。