姫と年下王子たち

重さに耐え切れず紙袋が倒れ、中からチョコやクッキーがなだれ出てきた。


…うわっ、あんなにいっぱい。


そういえば翼って、毎年バレンタインの日には、抱えられないほどのチョコ持って、学校から帰ってきていたような…。


意外と、モテるらしい。


「俺なんて、まだ少ない方だよ。絢斗と桔平と涼なんて、この2、3倍の量はあったよ」


…さすが、あの3人。


「ねーちゃんほしいなら、好きなの食べていいよ」