俺が俯いてると、涼が俺の額に手をあててた。
「…なに言ってんねんっ!べつになんもないし…!」
「空元気バレバレだよ。よくそんな体で、平然を装って滑れたな」
…クソ。
涼には、お見通しってわけか…。
「…じゃあ、どうする?もうホテルに戻るか?ひなにも聞いてー…」
「アホ、絢斗!!」
俺は、絢斗を止めた。
「…な、なんだよっ。デケー声なんか出してっ…」
「…なに言ってんねんっ!べつになんもないし…!」
「空元気バレバレだよ。よくそんな体で、平然を装って滑れたな」
…クソ。
涼には、お見通しってわけか…。
「…じゃあ、どうする?もうホテルに戻るか?ひなにも聞いてー…」
「アホ、絢斗!!」
俺は、絢斗を止めた。
「…な、なんだよっ。デケー声なんか出してっ…」



