けど少しでも早く、ひなちゃんがいる場所にたどり着きたかった。
こんな吹雪の中で1人取り残されて、絶対怖い思いしてるやろうし…。
それに、もしひなちゃんが危ない目に遭ってたらっ…。
妙な胸騒ぎがした。
急斜面を滑りきり、ボードを足から外して雪に突き刺した。
「ひなちゃーんっ!!…ひなちゃーんっ!!」
頼む…、返事してくれっ!
心の中でそう祈りながら、辺りを走り回った。
こんな吹雪の中で1人取り残されて、絶対怖い思いしてるやろうし…。
それに、もしひなちゃんが危ない目に遭ってたらっ…。
妙な胸騒ぎがした。
急斜面を滑りきり、ボードを足から外して雪に突き刺した。
「ひなちゃーんっ!!…ひなちゃーんっ!!」
頼む…、返事してくれっ!
心の中でそう祈りながら、辺りを走り回った。



