姫と年下王子たち

スムーズに降りれたのか、前のリフトに乗ってた絢斗と涼の姿が消えて行った。


「今!!足ついて!」


ひなちゃんに声をかける。


「そのまま、片足をボードに乗せて滑るっ!」


ここまでは、順調やと思った。


しかし…。


「…うわぁ!!」


ひなちゃんがバランスを崩した。

俺の腕を掴む反対の手は、どうにかバランスを保とうと、宙をかくように暴れていた。