姫と年下王子たち

それから、山頂コースを何度も繰り返した。


…しかし、山頂に上がるたびに天候が悪化していった。

今ではもう、数メートル先も見えないくらい。


粉雪がまるで、テレビの砂嵐のように視界を遮る。


そのせいか、山頂にくる人も徐々に少なくなってきたように感じた。



「吹雪もひどくなってきたし、とりあえずこれが滑り終わったらメシにしよう」

「賛成ーっ!」