姫と年下王子たち

「ふ~ん、そうなんだっ」


あたしたちは、山頂に向かった。


長谷川くんの言った通り、山頂に着くと、横殴りの粉雪が吹いていた。

決して視界は良好とは言えないけど、十数メートル先は見える。


ただ、顔にバチバチと雪が当たって煩わしかった。

この天候だと、ゴーグルが必須だ。



「じゃあ、行くよっ」


今日も長谷川くん、絢斗、あたし、桔平くんの順に縦に並んで滑った。