姫と年下王子たち

もう…朝からヒヤヒヤだ。



そして、今日も9時にゲレンデへ。


「さっそく山頂行こーぜっ!」


絢斗はすんなりとボードをつけると、立ち上がった。


しかし山を見ると、山頂の方は靄がかかったように白かった。


「ねぇ、あれって雲?」

「いや。吹雪いてるんだろ」

「えっ、それでも滑れるの?」

「うん。本当にひどい吹雪だったら、ゴンドラやリフトも止められるし。まだ動いてるから、大丈夫ってこと」