姫と年下王子たち

あたしが尋ねると、すでに桔平くんは体を横に向けていた。


「フツーに、もう片方の足をボードに乗せて滑るだけやで」

「…そんなことができるの!?」

「ビビらんでも、簡単簡単!それか、がんばって走るかやなっ」


なんという…アバウトな教え方。


「で…できるかな……」

「大丈夫!ひなちゃんは、俺の腕を掴んどきっ」

「え、いいの…?」

「うん。転けそうになったら、俺が支えるし!」