姫と年下王子たち

「ひなちゃん、大丈夫やで。リフトって言っても1個乗るだけやし、そんな高いところまで行かへんから!」

「…ほんとっ?」

「ほんま!」


そう言ってくれる桔平くんの顔を見ると、安心できた。


そこへ、長谷川くんがボソッと呟いた。


「そんなに上に行きたいなら、どうぞ1人で頂上まで」


頂上なんて、行きたくもないし…!

…長谷川くんの鬼っ!



リフトは、2人乗り。