姫と年下王子たち

「そうだなっ!」


宿泊する部屋が、とっても気になった。



エレベーターが6階に着くとすぐに、あたしと絢斗は競争するかのように、607の部屋を探した。


自分で言うのもなんだけど、…本当に子どもだ。


「あった!」


重い荷物を軽々と持つ足の速い絢斗に、先を越されてしまった。


アイボリーのドアには、607と書かれてあった。


長谷川くんは、ドアの鍵を開ける。