姫と年下王子たち

言うまでもなく、とっても軽い。


桔平くんがあたしのために、キャリーバッグを持ってくれていることがすぐにわかった。


「ありがとう」

「当たり前のことやし、お礼なんかいらんって!」


桔平くんは、優しく微笑んだ。



雪ですっかり覆われてしまった、アスファルト。

慣れない雪道に、滑らないように歩くのに必死だ。


3分ほど歩いたところに、宿泊するホテルがあった。