姫と年下王子たち

「ひなちゃん運びづらそうにしてるから、俺が持つわ!」

「えっ!?…いいよ!それに、桔平くんも自分の荷物持ってるのに…」


桔平くんは、右肩に大きなバッグをかけていた。


「そんなんええって!じゃあひなちゃんは、コレ持って?」


桔平くんは、あたしに白いコンビニの袋を手渡すと、左手であたしのキャリーバッグを持ち上げた。


渡されたコンビニの袋の中には、500ミリリットルのお茶が1本入っているだけだった。