姫と年下王子たち

コートを羽織り、マフラーを巻き、手袋をはめ、白のニット帽を被った。



そして、次の目的地にバスが到着した。


バスから降りると、ギュッと雪を踏みしめた。


この雪を踏む感触が、雪国から離れたところに住むあたしにとっては、どこか新鮮に感じる。


なるべく、だれも踏んでいない新しい雪に足跡をつける。


バスの荷物置き場から、あたしたちの荷物を出してもらった。