姫と年下王子たち

ウソ…?


「…なんだぁ。よかった…」


あたしは胸を撫で下ろす。


いつも、こうして長谷川くんの嘘に騙されてしまう。

だって長谷川くんの嘘って、まるで本当のことみたいなんだもん。



そのとき、列を挟んだ隣に座っていた絢斗と桔平くんも目を覚ました。


「もう着いたん?」

「いや、俺たちが降りるのは次っ」


長谷川くんのその言葉を聞いて、あたしはバスを降りる準備を始めた。