姫と年下王子たち

この点灯はトイレ休憩ではなく、荷物を持ってバスを降りるためなのだと、今ようやく理解できた。


あたしが眠っている間に、すでにバスは目的地に着いてしまっていたのだった。


時計を見ると、朝の5時半。

…確か、バスに乗ったのが夜の11時。


あたしは6時間以上もの間、目覚めなかったということになる…。


…い、いつの間に……。


自分でも予想外の爆睡で、驚いてなにも声が出なかった。