姫と年下王子たち

「まぁ、自分の目で確かめた方が早いか」


徐ろにあたしの方に腕を伸ばすと、窓を覆っていたカーテンを引っ張った。


確かめた方が早いって言われても、窓は曇っていて、なにも見えない。


しかしその曇りが、あたしになにかを悟らせた。


「…もしかして!」


あたしは、キュッキュッと窓を拭いた。


そして、透明になった窓から見えた光景は…。

…一面の銀世界だった。