姫と年下王子たち

重い目を開けてみると、消灯したはずの電気が点いていて、何人かが座席から立っていた。


「…やっと起きた」


すると、隣に座っていた長谷川くんが、呆れたようにそう言った。


「…もしかして、トイレ休憩?」


まだ2、3時間しか寝ていないような気がする。


それに、数時間に1回のペースでトイレ休憩を挟むって、初めに説明があったし。


「あたしも休憩しに、バスから降りようかな?長谷川くんも行く?」