姫と年下王子たち

絢斗とそんな格闘を繰り返していると、…桔平くんと長谷川くんと目が合ってしまった…。


あ…、見られちゃった……。


あたしは、とっさに背中を向けた。


「なんでひなちゃん、そっち向くん!?全然、メイクしてるときと変わらへんやんっ!」

「ウソだー!絶対今、幻滅したでしょ…!?」

「してへんって!」

「っていうか、普段メイクしてるのかもわからないから、すっぴんでも気にならないし」