姫と年下王子たち

すると、そのまま…。


「例えば、こうゆう風に…」


あたしの左耳に髪をかけ、そこに桔平くんが顔をうずめた。


…そして、露わになった首筋にキスをした。


予想外の場所への不意打ちなキスで、あたしは背中がゾクッとした。


「…ストーーーーップ!!!!」


そこへ、絢斗が慌てて割って入る。


「クラァ!!…桔平、てめぇ。ひなになにしてんだよ!?」