姫と年下王子たち

「指、大丈夫?」


初めに話しかけてきたのは、長谷川くんだった。


「うん、大丈夫」

「そういえば、高校のときはファミレスでバイトしてたんだっけ?」

「そうだよっ」


すると、フッと長谷川くんが笑った。


「バイトの経験アリで…フツーあんな簡単なミス、1日でいくつもするか?」


…ギクッ。


「それは…、反省してます…」


あたしは、肩をすくめて小さくなる。