姫と年下王子たち

そのおかげで、由香里を助けようと、秋月さんがこれ以上無茶する心配もなくなった。


これでようやく、すべてが一件落着した。



そのあと、秋月さんと絢斗は、おじさんの車に乗って帰って行った。


俺は、少し由香里と話をしたいということもあり、そのまま由香里とカフェに残った。


こうしてまた由香里とカフェに入って、向かい合って座るなんてもうないと思っていた。