姫と年下王子たち

「…やっぱりな。俺の思った通りだ」


やっぱり…?


じゃあ、絢斗が言ってた“臭う”って、このことを予想していたのか?


「由香里チャン。今持ってる金を渡したところで、また要求されるってわかってんだろ?」


由香里は、コクンと頷く。


「でも、こうするしかなくて…。じゃないと、…バラすって脅されるからっ……」


膝の上に、ポタポタと由香里の涙が落ちる。