姫と年下王子たち

しかし秋月さんは、まただんまりだった。

これでは、話が先に進まない。


「だから、その友だちはだれだって聞いてんだよ!」

「まぁまぁ絢斗、そんなコワい顔しんと。ひなちゃんだって、言いづらいんやろうし」


確かに絢斗のヤツ、感情的になりすぎだな。


桔平に肩を掴まれ、少し冷静さを取り戻す絢斗。


「…悪かったよ。熱くなりすぎた」


絢斗は、ソファーに座り直す。