姫と年下王子たち

そして、秋月さんは小さな声で、“小遣い稼ぎのため”にこの仕事を始めたと言っていた。


が、この様子からするとそれは嘘で、なにか事実を隠すために絢斗に反発していることがなんとなくわかった。


絢斗と秋月さんの言い争いは、当然ホール全体にも筒抜け。


周りの客たちは口をポカンと開けて、こっちを見ていた。


「そろそろやめとけ」

「そうやで。注目の的になってるでー」