姫と年下王子たち

包帯に圧迫されて、指がドクンドクンと脈打っている感じがする。


「しばらく休んでる?」

「ううん、大丈夫!…あ、でもこれじゃあ洗い物が……」

「いいよ、俺がするから。秋月さんはホールに戻って」


長谷川くんは、わざわざ交代してくれた。


「ありがとう」


あたしはお礼を言うと、ホールに出た。



そして、午後7時。


「ありがとうございました!」