姫と年下王子たち

「大丈夫…!?ケガしてないっ?」

「秋月さんが、指を切ったみたいで」

「そうか…。それなら長谷川くん、手当てしてあげて」

「りょーかいっす」


長谷川くんは、血が出る指を圧迫止血しながら、あたしの体を抱き起こした。


「…大丈夫です!!あたし1人でっ…!」

「いいから、こいっ」


と、半ば強制的に休憩室に連れてこられた。


指を抑える白いタオルには、赤い血が滲んでいた。