姫と年下王子たち

「ほらっ、マナちゃんも謝って…!」

「あたしは、謝りませんっ!」


女の子が言うことを聞いてくれないと、店長も立場がツラいところだな。


「頭上げて。それに、謝ってもらわなくても大丈夫だから」


幼なじみである俺とひなの、ただの口喧嘩なわけだし。


「…で、ではどうすれば…!?」

「どうもしなくていいよ」


俺は、グラスに入っていたドンペリを一気に飲み干す。