姫と年下王子たち

「あれ?店長は?」

「店長なら、今パスタを取りに…」

「そっか。まぁ、大した用事じゃないからあとでいいや」


あたしと話している最中でも、まったく表情が変わらない長谷川くん。

…でも、長谷川くんにとっては、それが普通なんだよねっ。


「どう?皿洗い、捗ってる?」

「う~ん…。洗っても洗ってもって感じかな…」

「だろうね。俺も初めのときはそうだったから、がんばって」