姫と年下王子たち

「動揺なんてしてないっ!!」

「してるっつーの!!」

「してない!!」


いつの間にか、俺たちは立ち上がって声を張り上げていた。


ひなとこんな言い争いをしたのは、いつぶりだろうか。



「そろそろやめとけ」

「そうやで。注目の的になってるでー」


ふと、横から涼と桔平の声が聞こえた。


言われた通りにチラリと辺りを見回すと、何事だと驚いた顔をして、他の客やキャバ嬢が俺たちを見ていた。