姫と年下王子たち

そっか…。

長谷川くんは、なにも怒ってなんかないのか。


「でも長谷川くんって天然だから、自分がそんなこと思われてるなんて、これっぽっちも気づいてないみたいだけど」

「長谷川くんが、…天然!?」


…そんな風には見えないけど。



店長はパスタを盛り付けると、ホールに出した。


「ん?パスタが切れそうだな…」


店長は上や下の棚を開け閉めしながら、ポツリと独り言を呟いた。