姫と年下王子たち

「指名?そりゃもちろん、マー…」


俺が“マナ”と言おうとしたら、なぜだか桔平が俺の口を手で塞いだ。


「なにすんだよ?」

「…もしかして、あれってひなちゃんちゃう?」


桔平が、遠くの方のテーブルを指差す。


目を凝らして見ると…それは確かにひなだった。


やっぱりここで、…働いてたんだ。


水色のドレスを着て、ひなには似合わない盛った髪型。