は~…。

考えるだけで憂鬱になる…。



すると…。


「だ~いじょうぶ!」


自信満々に、ニンマリした顔の絢斗がそう言った。


「なにか、いい案でもあるの?」


とは言ってみたものの、嫌味を言われるのは、ロッカールームやパウダールーム。


そこに出入りできない絢斗には、どうすることも…。


…しかし。


「ひな、俺をだれだと思ってんだよ?」