リイナちゃんは、他の席に着いたキララさんとミヨさんの様子を横目で眺める。


「ああ。それ、俺のせいっ」

「え?」


首を傾げるリイナちゃん。


「俺が、指名断ったから!」

「あの2人を断ったんですか~?すごい勇気!」

「だって、性格悪いじゃんっ」

「それは確かに。…あ、いっけなーいっ」


悪びれる様子もなく、リイナちゃんはかわいく舌をペロッと出した。