姫と年下王子たち

「なんで、ここにっ…!?」


思わず、開いた口が塞がらなかった。


「それは、こっちが聞きてぇよっ」


なぜか不服そうな顔をして、絢斗が言葉を被せてきた。


っていうか、そもそも絢斗も桔平くんも長谷川くんも…未成年だし!


「てっ、店長…!いいんですか!?未成年をお店に入れても…!」

「え?そうだったかな~…?」


店長は、そっぽを向いて口笛を吹く。