姫と年下王子たち

「…え゙っ」


…開けた目を疑った。



「よっ!マナちゃん!」

「やっと、きたで~」

「“マナちゃん”だって。ウケるんだけどっ」


ナンバー1、2のキララさんとミヨさんが着いているという、お客さんなら誰もが羨むキャバ嬢たちに挟まれていたのは…。


銀髪のアホ面と、関西弁を操る遊び人と、黒縁メガネをかけたインテリの…3人組だった。


…しかも、どれもあたしの知った顔だしー…!!!!