姫と年下王子たち

2人の仲は悪いはずなのに、こういう嫌味を言うときだけは息がピッタリ。



あたし、キララさん、ミヨさんが同時にパウダールームを出ると、スタッフルームから店長が出てきた。


「キララちゃん、ミヨちゃん!ちょうどよかったっ」


2人は、店長の方を振り返る。


「どうかしたんですか?」

「うん。…実はね、組長さんが来店して」

「組長さん?この前もいらしたのに?」