姫と年下王子たち

タオルを取りに行こうとしたとき、あたしの横をだれかが通り過ぎた。


「お怪我はありませんか?」


颯爽と現れたのは、長谷川くんだった。


「もーっ!!なんなのよ、あのー…」


怒った女の人が長谷川くんに目を向けた瞬間、その人は固まった。


「大丈夫ですか…?」

「…は、はい…♪」


その女の人の目は、明らかにハートになっていた。


「これをお使いください」