姫と年下王子たち

「マナさん!」


あたしは、ハッとして目を覚ます。


「やっと起きてくれた~」


顔を上げると、安心したようなボーイさんの顔が目に入った。


マナって…、あたしだっ!


まだ源氏名に慣れてないから、名前を呼ばれてもすぐには反応できなかった。


「お家、この辺りですか?」

「えっ!?…えっと……」


窓越しに外を見る。


窓から見える景色は、見慣れた道だった。