姫と年下王子たち

「うん!またねっ」


リイナちゃんは、車のドアを閉めた。


最後は、あたしの家。


しかし、あまりにも眠かったので、あたしはいつの間にか、送迎の車の中で寝てしまっていた。



「…ナさん。…マ……さ…ん」


だれかの声が、ぼんやりと聞こえた。


「…マナさんっ」


マナ…?

だれそれ……。


また夢の中へ入ろうとしたとき、体を揺さぶられた。