姫と年下王子たち

音楽を聴いていて、聞こえないのかな…?


せっかくの音楽を邪魔しちゃいけないと思って、そのあとあたしはなにも言わなかった。



「到着!」


ボーイさんは、あるマンションの前で車を停止させた。


まず初めに着いたのは、キララさんの家だった。


ガラスの自動ドアの向こうに、ほのかにオレンジ色の光に照らされるエントランが見えた。


オシャレなマンションだ。