姫と年下王子たち

「わかった?」


頭上から、長谷川くんの声がした。


「…えっと、メモを…」

「そんな暇ないから」

「…はい、すみません…」


長谷川くんの前では、なぜかあたしは下手に出てしまう。


「長谷川くん!手伝って!」


女性スタッフが長谷川くんを呼んだ。


「はいっ。今行きます」


呼ばれた方を向き、そう返事をする長谷川くん。


…え、え、えっ!?