姫と年下王子たち

「秋月さん、絢斗、桔平…悪い。俺、帰るわ」


今さら由香里と、仲よくメシなんて食えるかっ。


「え…?か…帰るって?」

「おい、涼…!午後からの授業、どうすんだよ!?」


俺は自分のカバンを肩にかけると、食堂を出た。


本当に帰るつもりではなかったが、口から勝手にそんな言葉が出た。


とりあえず、由香里のそばから離れたかった。


なぜなら…あいつは、俺を……。