姫と年下王子たち

それから…。


「…ぜっ」


かすかに声が聞こえた。


「「ぜ?」」


ぜ…のあとに続く言葉は、一体…。


いざ結果発表となると、緊張した。

俺たちは、唾をゴクリと呑む。


「全部、おいしかったから!!」


秋月さんは、そう叫んだ。


は?

ぜんぶ~…!?


そのまま秋月さんは逃走した。


「あっ、コラ!待て、ひなっ」


絢斗に続いて、俺たちも秋月さんを追いかける。