姫と年下王子たち

そして、更衣室から出ると…。

すでに長谷川くんが待っていた。


「…遅い」

「…す、すみませんっ…」


笑うとかわいいけど、初めの氷の表情に戻ってるー…!



ホールに出ると、この短時間の間でお店の中は、お客さんで満員になっていた。

外には列もでき始めている。


…さすが、大人気カフェ。


「俺も早く手伝いに行かないといけないから、とりあえず大まかなことだけ話すよ」