姫と年下王子たち

「ひなちゃん、おはよ!」

「おはよ~…」


秋月さんは、絢斗の隣の空席に座った。



授業が始まって、5分経過…。


「寝るなら、わざわざ1限なんて受けなきゃいいのに」


さっきまで秋月さんを笑っていた絢斗が、今はもう熟睡モードに入っていた。


…早い。


絢斗の頬をシャーペンで突つく、秋月さん。


秋月さんにかまってもらえる絢斗が、少しうらやましく見えた。