姫と年下王子たち

そのとき…。


キーンコーンー…


授業開始のチャイムが鳴った。


今日の先生は、昨日の白髪のおじいちゃん先生とは違い、頭の後ろの下の方で髪を束ねていた。

後れ毛1つなく、細いフレームの赤縁メガネをかけた、一見厳しそうな女の人だった。



…キーンコーンカーンコーン


チャイムが鳴り終わる…。


その寸前で、教室のドアが開いた。


ギリギリで飛び込んできたのは、息を切らした秋月さんだった。