姫と年下王子たち

「あれ?なんでリュック?」


昨日の桔平は、ノートと筆箱が入るだけの小さなバッグだったのに、今日はリュックできていた。


桔平らしい、カラフルなタイル模様のリュックだ。


「まぁ、ちょっとな!」

「ふ~ん」


俺は、あまり気にしなかった。


改札を出たところで桔平と立ち話をしていると、学生たちが次々と明大に入って行くのが見えた。


その学生の姿を眺めながら、ふと思った。